New_Foreign_Investment_Control_Regime_SOCIAL

英国における新たな対内投資審査体制の導入

英国政府は、英国の国家安全保障にリスクをもたらす可能性のある投資に対する政府の審査と介入のための新体制を導入する法案を議会に提出しました。

議会が新法案を見込み通りに可決した場合、英国政府は、英国での売上げがあるものの英国内に物理的拠点を持たない非英国事業の買収を含め、年間1,000件以上の取引について、(i)取引完了前に英国政府への義務的な通知が必要とされる(取引完了前のクリアランスを待たなければならない。)、(ii)自発的な通知がなされる、又は(iii)自発的な通知がなされない場合、場合によっては、取引完了後5年間、遡及的な審査を受け、取引に条件が課されるか取引が解消される可能性がある、と予測しています。

現在から新法が施行される日(2021年の見込み)までの間に締結される取引は、取引完了後に英国政府の審査を受ける可能性があります。影響を受ける17分野で事業を営む企業の投資家は、状況によってはアドバイザーとの協議をした上で、投資が終了した後の2021年の望まざる英国政府の介入を避けるために、現時点において英国政府と対話を開始した方が良いかもしれません。

本コメンタリーは、英国における海外投資を考えている日本企業にも関心のあるトピックと考えられることから紹介する次第です。詳細は、Jones Day COMMENTARIES “New Foreign Investment Control Regime Coming to the UK”(オリジナル英語版)をご参照下さい。

ジョーンズ・デイの出版物は、特定の事実関係又は状況に関して法的助言を提供するものではありません。本書に記載された内容は、一般的な情報の提供のみを目的とするものであり、ジョーンズ・デイの事前の書面による承諾を得た場合を除き、他の出版物又は法的手続きにおいて引用し又は参照することはできません。出版物の転載許可は、www.jonesday.comの“Contact Us”(お問い合わせ)フォームをご利用ください。本書の配信、および受領により弁護士と依頼人の関係が成立するものではありません。本書に記載の見解は執筆担当者の個人的見解であり、当事務所の見解を反映したものではありません。