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豪州ニューサウスウェールズ州政府、蓄電や再生可能エネルギーへの投資に焦点を当てた電力インフラロードマップを発表

ニューサウスウェールズ州政府の電力インフラロードマップとは、地域社会に有益で電気代を削減する、安価で、クリーンで、安定しており、低炭素な電力から構成される現代的な電力システムをニューサウスウェールズ州に構築するための主なインフラ設備の計画です。風力、太陽光、蓄電、揚水水力技術への投資によりニューサウスウェールズ州の自然エネルギー資源を活用し、長期契約投資市場の構築と投資家の資本コスト軽減がロードマップの最終目的となります。

5つの柱

1.ニューサウスウェールズ州への投資の促進
2.蓄電池や揚水水力プロジェクトを中心とした蓄電インフラの提供
3.地域の送電と再生可能エネルギー発電の調整を行う、再生可能エネルギーゾーン(「REZs」)の導入
4.信用できる適切なバックアップの確保による、送電網の安全性と信頼性の維持
5.クリーンで、安価で、安定的なエネルギーへのアクセスを可能にすることによる、ニューサウスウェールズ州への新しい事業の誘致

ロードマップの目標

ロードマップは、2030年までに以下の目標を達成することを目指しています。

  • 民間投資による電力セクターへの320億豪ドルの投資の誘致
  • 3つのREZsによる12GWの送電容量の新設
  • 2GWの蓄電
  • 6,300人の建設工事と2,800人の継続雇用の創出
  • 一般家庭及び中小企業における電気代の軽減
  • 二酸化炭素排出量を9,000万トン削減

新しいプロジェクトへのインセンティブ

ロードマップの焦点は、大規模蓄電プロジェクトへの投資にあります。長期エネルギーサービス契約(「LTEs」)に裏付けられた新しい電力インフラ投資セーフガード(「セーフガード」)を利用することで、新しいプロジェクトへのインセンティブが提供されています。セーフガードは、長期電力インフラ投資を促進することを目的としています。LTEsは競争的なリバースオークションプロセスによって契約者が決まり、落札者はプットオプションを行使することで投資コストを下回るリターンとなることを防ぐことができます。これにより、投資家には、エネルギーサービスについて競争力のある最低価格で随意的にアクセスする機会が提供されます。セーフガードによって、新しいプロジェクトの資本コストは次第に減り、それが電力卸売コストを減らし、ニューサウスウェールズ州の経済的発展につながります。

本アラートは、オーストラリアでエネルギー事業を行う企業、またそのようなグループ会社を有する企業に関心のあるトピックと考えられることから紹介する次第です。詳細は、Jones Day Alerts “NSW Government's New Electricity Infrastructure Roadmap Focuses on Investment in Storage and Renewables”(オリジナル英語版)をご参照ください。

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