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ジョーンズ・デイ・ホワイト・ペーパー:ペルーとアルゼンチン、新たな腐敗防止法制が企業をリスクにさらす

ペルーとアルゼンチンは、最近のオデブレヒト(Odebrecht)のスキャンダルによる後遺症や政治の風向きの変化を受けて、企業の腐敗防止に関する重要な法律を制定しました。 すなわち、両国は、企業の腐敗防止制度を確立する法律を施行し、既存の個人に関する刑事責任の枠組みを法人自身の刑法責任に拡大しました。 この措置により、ペルーとアルゼンチンは、世界的な腐敗と戦うための取り組みを強化することを示しました。

このジョーンズ・デイ・ホワイト・ペーパーは、ペルーとアルゼンチンの新たな汚職防止法の主要な規定とこれらの国々に拠点を有する企業がその施行に対応するために考慮すべき変化や特徴をとりまとめたものです。当事務所では世界各国における腐敗防止に関する法制や実務の進展を継続的に紹介しており、南米に拠点を有する日本企業の関心も高いと考えられるため、紹介します。詳細は、Jones Day White Paper “Peru and Argentina: New Bribe Regimes Put Companies at Risk”(オリジナル(英語)版)をご参照ください。