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Greg Shumaker

グレゴリー・M・シューメーカー、ジョーンズ・デイの8代目マネージング・パートナーに就任

2002年からジョーンズ・デイのマネージング・パートナーを務めるスティーブン・J・ブローガン(Stephen J. Brogan)は、本日、グレゴリー・M・シューメーカー(Gregory M. Shumaker)が2023年1月1日付でジョーンズ・デイの次期マネージング・パートナーに就任することを発表しました。シューメーカーは、ジョーンズ・デイの130年にわたる歴史の中で8代目のマネージング・パートナーとなります。

ジョーンズ・デイは、世界40カ所以上のオフィスに2,400名以上の弁護士を擁するグローバル法律事務所です。独自のガバナンスシステムを持つ一つに統合されたグローバルパートナーシップであり、特にマネージング・パートナーが当事務所の現時点におけるビジネスチャンスを見極め、そのチャンスを生かすことができる最適な人物を特定することのできる最適な立場にある前任者により選ばれるという点に特徴があります。ブローガンのほか、ジョーンズ・デイの歴代マネージング・パートナーは、フランク・ギン(1913~1937年、当事務所設立の20年後にマネージング・パートナーの概念を確立)、トム・ジョーンズ(1938~1947)、ジャック・リービス(1948~1974)、アレン・ホームズ(1975~1983)、デック・ポーグ(1984~1992)およびパット・マッカータン(1992~2002)が務めました。

シューメーカーは、ブラウン大学とロー・レビューの編集委員を務めたノートルダム大学ロースクールを卒業し、ジョーンズ・デイのワシントンオフィスで全てのキャリアを積んできました。1997年にジョーンズ・デイのパートナーとなり、以来、ワシントンオフィスの代表パートナー、全事務所を統括する採用パートナーなど多くの指導的役割を果たし、2015年からは米国外の紛争解決機関における国際仲裁、調査及び国際紛争を扱う全世界の弁護士200人以上を抱えるGlobal Disputesプラクティスの責任者を務めてきました。ジョーンズ・デイに在籍した35年間で、史上最大の自治体破算事案であるデトロイト市の破算に関連する訴訟など、多くの著名な訴訟案件に関与してきました。

ブローガンは、「グレッグ・シューメーカーは、有能な弁護士で、実績のあるリーダーです。彼は1986年のサマークラークを皮切りにジョーンズ・デイに生涯をささげた生え抜きであり、事務所を愛しています。彼は当事務所と法曹界が将来直面する機会と責任の両方を受け入れ、当事務所の素晴らしい成功を継続するために必要な能力、献身、生来の才能があります。」と語りました。

「グレッグは生まれながらのリーダーであり、人を虜にする魅力にあふれると同時に、クライアントと当事務所を守る鉄の意志をも持っています。彼は素晴らしい代表者となり、私たちの組織とその幸運に人生を委ねている2万人以上の人々をとても大事にするでしょう。第8代マネージング・パートナーのポストを彼が引き受けてくれて、ジョーンズ・デイは恵まれています。」

「1986年に私はグレッグの採用に関わりました。その時、彼には特別な才能があり、いつの日か当事務所を率いることができるような優れた人格が見てとれました。そしてついにその日が来たのです。」

シューメーカーは、「スティーブ・ブローガンは、ジョーンズ・デイの長い歴史の中で最も重要なパートナーの1人です。私は35年以上前に、ロースクール時代に彼の面接を受けて以来、彼の驚異的で魅力的なリーダーシップスキルに敬服してきました。半世紀近くにわたる当事務所での業務を通じて、彼は、中西部を拠点とする高品質のサービスを提供する国内法律事務所から、各オフィスの弁護士が最高水準のクライアントサービスを提供するために協力し合う独自に統合されたグローバル法律事務所にジョーンズ・デイを変化させたことに最も貢献した人物です。」と語りました。

ブローガンのリーダーシップの下で、ジョーンズ・デイは、600人以上の弁護士と18のオフィスを増やし、オーストラリアでのプレゼンスを拡大し、中南米に進出し、中東に復帰しました。ジョーンズ・デイは、同時にリーガルサービスの質を強化し続け、クライアントサービスを測定するBTI コンサルティング・グループのClient Service A-Team(クライアントサービスAチーム)レポートにおいてなくてはならない存在となり、過去6年間、同調査で常に第1位を維持しています。

また、ブローガンは、ジョーンズ・デイのプロボノ(社会貢献)活動も大幅に拡大させました。彼は、米国南部国境での亡命希望者の利益を代弁する当事務所の取り組みの推進役でした。ジョーンズ・デイは、2014年以降、南部国境沿いにおいてリモートトライアルサイトとして機能する施設を運営し、現在ではテキサス州ラレドに本格的なオフィスを開設して、事務所全体の弁護士と専門スタッフが交代制で勤務しています。さらに、ジョーンズ・デイは、ギリシャのレスボス島にある難民キャンプで亡命希望者を支援しています。現時点で、当事務所のほぼ全てのオフィスから1,000人以上の弁護士がこの活動に参加し、15,000以上の個人に法的支援を提供しています。

シューメーカーは、「スティーブ(・ブローガン)は、『人々が偉大な組織を変えるのではなく、偉大な組織が人々を変える』と好んで言います。一般論としてはその通りですが、ジョーンズ・デイのマネージング・パートナーとしての過去20年間、スティーブ・ブローガンが、当事務所をこれほどまでに優れた成功する組織にするための価値観と経営理念を確立しながら、当事務所のサービスの範囲を変えてきたことに疑いの余地はありません。彼のレガシーを引き継ぎ、当事務所がプロフェッションとして、また、世界の法の支配の発展に貢献し続けることは、大変な名誉であり責任であると思います。」と述べています。

ジョーンズ・デイは独自の伝統と優れたクライアント・サービスを提供する国際法律事務所です。法のプロフェッショナルとしての価値観を共有し、真のパートナーシップで結ばれた卓越した弁護士が、あらゆる法分野及び法域に渡り、リーガルサービスを提供しています。ジョーンズ・デイは五大陸に2,400名以上の弁護士を擁し、世界中のビジネスと金融の中心地に40のオフィスを構えています。