ジョーンズ・デイ・コメンタリー:FIDICがレッド・ブック、イエロー・ブック、シルバー・ブックの第二版を作成

国際コンサルティング・エンジニア連盟(以下「FIDIC」)は、主要な建設・インフラ・プロジェクトで世界的に使用されている自らの契約約款のうち、建設工事に関するレッド・ブック、プラント及び設計施工に関するイエロー・ブック及びEPC/ターンキー工事に関するシルバー・ブックの第二版をそれぞれ作成しました。初版が1999年に作成されて以来初の改訂となります。

FIDICは今回、紛争回避の促進、プロジェクト管理メカニズムの強化、明確性・確実性の向上及び1999年以降の国際的なベスト・プラクティスの反映を意図して改訂を行ったと説明しています。主な変更点としては、契約管理やクレーム処理におけるエンジニアの役割の強化、遅延に関する情報を事前・早期に共有させるための警告レジームの導入、スムーズな施工を確保する手段としての計画作成基準の厳格化、コントラクターが享受すべき利益水準の設定、クレーム手続の拡充、クレームが安易に仲裁手続へと持ち込まれるのを回避するための紛争解決手続の整備等が挙げられます。

今回の改訂は多岐にわたるため、建設プロジェクトで改訂されたFIDIC契約約款を使用する当事者は、改訂内容について慎重に検討する必要があると考えられます。

本コメンタリーは、FIDIC契約約款に関心を有する日本企業にとって有用な情報ですので紹介します。詳細は、Jones Day Commentary "FIDIC Updates its Rainbow Suite of Contracts"(オリジナル(英語)版)をご参照ください。
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